3~5歳のむし歯予防

    大阪市(弁天町)の小児歯科・予防歯科、弁天町やまうち歯科の3~5歳のむし歯予防

    3~5歳は、乳歯が生えそろい、子どもの成長にとって非常に重要な時期です。
    この時期にしっかりとむし歯予防を行うことで、永久歯への良い基盤を築き、健康な歯を一生保つことができます。
    ここでは、むし歯予防のための大切なポイントを解説します。

     

    乳歯が生えそろう大切な時期

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    3~5歳は、乳歯がすべて生えそろう時期です。
    乳歯は全部で20本あり、それぞれが永久歯のガイドとなる役割を果たします。
    この時期の歯並びや噛み合わせの状態は、永久歯が正しい位置に生えるかどうかに大きく影響します。

    乳歯は永久歯よりもエナメル質が薄く、むし歯になりやすい特徴があります。
    乳歯のむし歯を放置すると、永久歯に悪影響を及ぼすこともあるため、早期発見とケアが重要です。

     

    正しい食習慣とお口のケア

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    むし歯予防には、食習慣の見直しが欠かせません。
    食事の回数や内容を適切に管理することで、むし歯のリスクを減らせます。

    特に注意したいのが、だらだら食べや間食の頻度です。
    食事の間隔をあけ、食後には歯みがきを徹底することがポイントです。

    また、乳歯が生えそろうこの時期には、歯みがきの習慣をしっかりと身につけることが大切です。
    特に、歯と歯の間や奥歯の溝など、むし歯ができやすい部分を丁寧に磨くことが重要です。
    保護者が仕上げ磨きを行い、歯垢を完全に取り除く習慣をつけましょう。

     

    おやつについて

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    3~5歳の子どもはおやつが大好きです。
    しかし、おやつの種類や与え方によっては、むし歯の原因になりやすい場合があります。

    おやつを選ぶ際には、糖分の少ないものや、よく噛むことでだ液の分泌を促すものがおすすめです。
    具体的には、ナッツ類、果物、野菜スティックなどが歯に優しいおやつです。
    また、おやつを与える時間を決め、だらだら食べを避けることが重要です。
    食べた後は必ず歯を磨くか、水で口をすすぐ習慣をつけましょう。

     

    乳歯のむし歯の特徴

    乳歯のむし歯は進行が早いのが特徴です。
    初期の小さなむし歯を放置すると、数ヶ月のうちに歯の神経まで達し、痛みや腫れを引き起こすことがあります。
    また、乳歯がむし歯になると、その下に控える永久歯にも悪影響を与える可能性があります。

    エナメル質が薄いため、むし歯の進行が早い

    歯のすき間の見えないところで大きくなる

    広範囲にひろがる

     

    永久歯への影響

    むし歯菌が乳歯から永久歯に移ることで、永久歯が弱くなる場合があります。
    そのため、乳歯のむし歯を予防し、必要であれば早めに治療を受けることが大切です。

    むし歯になると乳歯の根っこに最近が溜まり、永久歯の発育を阻害する

    乳歯を早く失うと隣の歯が傾き、永久歯の生えるスペースがなくなる

     

    自分みがきの習慣を

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    3~5歳は、自分で歯を磨く練習を始める時期でもあります。自分みがきの習慣をつけることで、将来の歯の健康管理がスムーズになります。
    子どもが楽しく歯みがきできるように、キャラクター付きの歯ブラシやタイマーを使うのも効果的です。

     

    正しい歯ブラシの使い方

    • 45°の角度をつけて歯にあてる
    • 歯ブラシを歯の凹凸にあわせる
    • しっかりあてて、細かく動かす

    歯みがきのポイント!

    歯をみがく順番を決めよう

    みがきにくいところも、しっかりとみがく


    明るい場所で、床や安定した椅子に座って、歯ブラシと手鏡を持たせて、保護者が見守ったうえで行いましょう。 ただし、子どもだけでは磨き残しが多いため、保護者が仕上げ磨きをすることが必要です。
    仕上げ磨きの際には、歯ブラシの毛先が歯と歯茎に当たるように注意しながら行いましょう。

     

    お口のケガについて

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    3~5歳は、活発に動き回る年齢でもあり、お口のケガが起こりやすい時期です。
    転んで歯を打ったり、歯が抜けたりすることも少なくありません。
    もしお口にケガをした場合は、出血が続くかどうか、歯が変色していないか、痛みがあるかを確認しましょう。


    出血している
    歯でくちびるやお口の中を傷つけると、出血が多い場合があります。
    慌てずに清潔なガーゼで傷口を圧迫して止血しましょう。
    なかなか出血が止まらない場合は、歯科医院を受診してください。


    歯が変色してきた
    歯に強い衝撃があると、しばらくして歯の色が変わることがあります。
    その場合は、歯科医院を受診しましょう。
    乳歯が変色しても、永久歯が変色することはありませんので安心してください。


    歯が折れた、抜けた
    抜けた歯、折れた歯を探しましょう
    見つけた歯の【根にさわらないように】牛乳に入れて、できるだけ早く(30分以内)歯科医院へ持参しましょう
    適切な処置を受けることで、将来の歯並びや健康に悪影響を及ぼすリスクを軽減できます。

     

    3~5歳のむし歯予防は、正しい食習慣、おやつの管理、適切な歯みがきが基本です。
    この時期の乳歯を健康に保つことで、永久歯への良い影響を与えることができます。
    また、自分みがきの習慣を身につけることで、お子さま自身が将来の歯の健康を守れるようになります。
    毎日のケアを通じて、むし歯ゼロの笑顔を目指しましょう!

     

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